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ニチメン　大阪本社売却決定　売却額は120億円

2000.03.20 16:00

　ニチメン（大阪府大阪市）は、大阪本社の土地と建物を売却することを発表した。
　同社では、中期経営計画「NC-2000」にて事業の絞り込みを進めており、その中で、バランスシートの体質改善を経営戦略のひとつとして取り組んでいる。今回の本社ビルの売却は資産の流動化による有利子負債の削減を図るために行われる。
　売却先は特定目的会社（SPC）のブラックス（大阪府大阪市）で、売却額は120億円。同社では、売却益55億円を販売用不動産の評価損、オカントリー・リスク債権に対する引当損等に充当する。