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オメガ・コミュニケーションズ 環境報告書の作成支援サービスを今月より開始 中堅・技術系企業を対象に
2000.03.27 15:35
オメガ・コミュニケーションズ(東京都港区)は環境報告書の制作サービスを今月より開始した。
同社は広報・販促用印刷物の企画・制作を主業務としているが、今回、環境分析、コンサルテーションの内藤環境管理(埼玉県浦和市)と、環境監査・ISO/OS審査認証最大手の日本環境認証機構(東京都港区)2社の協力を得て、中堅・技術系企業を対象に環境報告書の作成支援サービスを展開する。
同社では、中堅企業や技術系企業は環境報告書のニーズが高いが、開示すべき情報の収集不足、社内スタッフや外部の専門的な支援体制の不備、制作などのコスト面などがネックとなり、実際殆どの企業で手が付けられないと見ている。
「近年、企業の環境情報開示の支援を行う企業は増えていますが、企業の多様なニーズを満たすまでにいたっていないのが現状です」
同社は、2社との協力体制により、適確な環境コンサルテーションと第三者認証、低廉な制作費用にてサービスを提供できるとしている。当面、四半期ごとに3冊程度の環境報告書制作の受注を目指しており、2003年3月末までに50社程度の契約を目標としている。