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ダイエー　既存店内に大型小売店を誘致　店舗リストラの一環として

2000.04.24 14:23

　有利子負債の圧縮へ向け不採算店の閉鎖や東京本部の移転など大幅なリストラを断行中のダイエーが店舗営業力回復の一手段として、不採算店に外部の大型専門店をテナントとして入居させることになった。
　第一弾として今年6月、子会社が運営するディスカウントストア「ハイパーマート彦根店（売り場面積4000坪）」の2階部分全て（同1756坪）を兵庫県に本社を構える家電量販店のミドリ電化に賃貸する。ダイエーが店舗の半数近くを外部企業に貸し出すのは初のケースだ。
　同時にミドリ電化が取扱う家電やインテリア商品については両店で重複する為、ハイパーマート側が販売から撤退し食糧品や衣料品に特化した店となる。
　「今後も条件が合致すれば様々な店舗を誘致する可能性があります。同一建物内に専門職の強い複数店舗が同居することで集客力のアップにつながると思います」（ダイエー広報部）