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オリジナルガラス清掃ロボットを開発 新東京国際空港管制タワーでも導入
2000.05.01 11:34
総合ビルメンテナンスのビル代行(中央区)では独自開発によるオリジナルロボットを用いたガラス清掃作業を行っている。
このガラス面清掃専用装置VASSはガラス面を真空吸着しながら連続走行する機能を有しており、窓枠・通気穴などの障害物を連続的に飛び越えてゆくことも可能だ。
タイプは低層段用のVASSY、中低層ビル用のVASOVER(いずれも半自動操作及びリモートコントロール)中高層ビル用で全自動操作、定設型のVASTEPの計3タイプ。VASSY、VASOVERは移設も可能になっている。
加えてガラス清掃だけでなく壁面の検査・塗装・補修なども行えるVACSなどの機種もあり、危険を伴う各種高所作業の無人化の実現が可能だ。
これによりコスト削減・作業スピードの向上など様々なメリットが生じ、ビルオーナーに対して質の高いサービスを提供出来るという。
尚、この清掃ロボットは新東京国際空港の管制塔などに用いられている。