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東芝 パソコン使用してビルの省エネの指針示す
2000.05.08 11:04
東芝 情報・社会システム社(東京都港区)は、省エネルギー対策用の光ハンディターミナル方式「フィーダ電力レコーダー」を販売。
これは、取付が容易な計測ユニット、赤外線通信により計測データの回収を行うハンディターミナル、計測データをパソコンで管理するソフトウェアから構成される、省エネ対策用のシステム。低圧電気回路で消費される電力量の計測、管理を簡素化できる。
「近年、ISO-4001の取得や、省エネルギー法の改正に伴うエネルギー管理の取組みの強化などエネルギー消費の実態把握に対する関心がますます高まっております」(同社)。
このシステムを導入すると電力使用設備の電力使用量の実態把握や原単価管理などをパソコンを利用し、的確な分析を行い改善方法を検討できる。
最大1000台の計測ユニットを登録し管理ができ、回収されたデータはCSV形式ファイルで出力し市販表計算ソフトなどで分析が可能。また、グラフ機能により日負荷グラフの作成が可能で、改善案を検討することもできる。