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三井不動産 通信ネットワーク会社設立へ 都内オフィスビル対象に無線によるサービスを提供

2000.06.26 16:20

 三井不動産(東京都中央区)は、コーラスコンピュータ(東京都豊島区)と共同で通信ネットワークの新会社を設立し、同社グループの都内オフィスビル54棟を対象に、高速インターネット接続サービスを提供していくことを発表した。
 新会社「ビットキャットコミュニケーションズ」は7月上旬に設立予定。資本金は4000万円で出資比率は三井不動産67%、コーラスコンピュータ33%。三井不動産グループの所有・管理するビルやマンションを無線で接続し、テナントや入居者向けに高速インターネット接続サービスを提供。具体的には、グループのビル・マンション屋上にコーラスの開発した無線機器を設置し、データセンターのあるビルと無線で接続し独自の通信ネットワークを構築するというもの。
 サービス開始は秋頃を予定、順次エリアを拡大し三井不動産グループ以外のビルに向けてもネットワークを拡大する方針。




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