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成田空港ターミナルビル等に納入実績 京セラ「太陽電池モジュール」
2000.08.07 17:17
京セラ(京都市)は、1975年、太陽光を利用したエネルギー事業を展開している。
特にルーフやベランダといった建材一体形の太陽電池モジュールは、その施工性の良さなどが評判を呼び、昨年だけで1万8000棟もの住宅に導入された。
「特に電力の小売が自由化されたこともあって、大型ビルにおいても導入の動きが強まって来ているのが最近の特徴です」(京セラソーラーコーポレーション)
こうしたニーズに対応すべく、同社が販売を開始したのが、高層ビル用の太陽電池モジュールだ。地上100メートル地点での風圧にも耐えうる様に、強度を増しているのが大きな特徴となっている。
「京セラ本社ビルも屋上・壁面の一部に用いていますが、平均してビル全体の消費電力の約13%を、補うことが出来ます」(同社)
価格は発電量10キロワットがひとつのシステムになっており、約100万円(工事費別)。色はブルーが基本だが、ニーズに応じたオーダーメイドも可能になっている。
他の導入先としては成田空港ターミナルビルなどがあるという。