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印字機能を持つ電子温湿度記録計 最大6ヶ月の長期連続記録が可能に

2001.01.15 17:21

 各種温湿度計の製造・販売をてがけるセコニック(練馬区)は、印字機能を持つ高機能電子式温湿度記録計「ST-200」を新たに発売した。クリーンルーム、倉庫、環境試験室の他ビルや工場の空調管理など幅広く用いることが出来るという。
 同商品の主な特徴としては①日付・時刻が自動的に印字されるので、チャート紙への日時書き込みが不要になるうえ、結果の判読が容易に行える②最大6ヶ月の長期連続記録が可能でチャート紙交換の手間が省ける③電子センサの使用でマイナス20℃からプラス80℃の広範囲にわたり安定した測定結果が得られる④湿度はセッ氏、カ氏、露天温度が、湿度については相対湿度、絶対湿度の表示が可能で学術用としても用いる事が可能⑤パソコンと接続してデータの集中管理が行える⑥センサの増設によって多点測定が、延長ケーブルを用いることで測定場所と記録場所を最大で50メートル離すことが可能になる
 価格は本体のみで16万円。他にオプションとして増設センサ一本2万3000円など。




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