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第3回富士通コワーコフェア 2日間で700名の来場を記録 新時代のオフィスのあり方を幅広く提案

2001.03.05 17:24

 2月22・23日の2日間にわたって「富士通コワーコフェア2001」が行われた。場所は「西新宿三井ビルディング」20階。「富士通コワーコ」は富士通よりサプライ営業部門が独立した企業で今回のフェアはMOやプリンタなどの各種OEM機器の展示・実演から新しいオフィスシステムの提案、各種セミナーなどの幅広い内容で2日間で711名が来場した。
 今回最も注目を集めたのは、トータルオフィスパッケージプラン「「at TOP」。本格的なブロードバンドの時代に突入しようとしている時代において、ワークスタイルの変化に適合した新しいオフィスのあり方を提案。これまでの概念のみでなかなか形として示されなかったオフィス空間と情報システム、ソフトサービスの融合を具体的に示したものとして注目された。「フレキシブル遠隔会議システム」では低価格のテレビ会議システムでスムーズな情報交換、ディスカッションを実現。出張費の大幅削減を可能にする。「プロフェッショナルオフィス」はチームワーク型、スペシャリスト型などワークスタイルにより分類、それぞれに最適なオフィス環境を提案する。トータルオフィスに対する関心は非常に高く今回のフェアで数社から見積もりの請求があったという。同社ではトータルオフィスパックの雛形となった今回のフェアの成功を受けて更に現実のワークスタイルにあったシステムを追求していく。
 今年で3度目となりフェアは今後も年一回のペースで開催予定。

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