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三菱電機ビルテクノサービス　防犯カメラ設置ニーズ調査実施　ビル・マンション入居者対象に

2001.03.05 17:32

　三菱電機ビルテクノサービス（千代田区）はマンション居住者やオフィスビルへの勤務者約1000名を対象に防犯カメラの必要性や設置して欲しい場所に関する意識調査を実施した。
　まず第一にビル・マンションへの防犯カメラ設置については98.1％の人が「必要」と回答しており、入退出管理システムや有人警備と並び防犯カメラも建物保安の為に高いニーズを有していることが判明した。
　具体的な設置希望箇所としてはエントランスが79.6%と最も多く、以下エレベーター内（77.3％）、駐車場（66.0％）、駐輪場（43.7％）と続く。
　また男女間ではエレベーター内、トイレなどの閉鎖空間を中心に女性の方が男性よりも設置を求めていることも判明した。
　更に設置を求める理由としては「犯罪防止の為（90.7％）」が群を抜いて高く、以下は「不審人物侵入防止の為（73.2％）」「いたずら防止の為（64.5％）」と続いている。
　加えてゴミ捨て場における放火などの犯罪防止から、また回収日、改修時間外のゴミ出しなどマナー違反防止の点からごみ捨て場への設置を求める意見も全体の21.7％を占めた。
　特にその理由については「人気の無い場所でのモラル向上」が44.9％を占め、他の場所への設置希望理由の質問に対する同回答への比率22.3％を大きく上回っている。こうした点について同社では「従来外部の人を対象にしてきた防犯カメラが住人間のトラブル解消対策へと用途が拡大してきていることがうかがえる」と分析している。