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ニチメンCS ビル経営者のIT化支援 ネット用いた館内給食など

2001.03.19 16:53

 ニチメンコンピュータシステムズ(品川区)は、3月15日(木)に三田NNビルにて、ビル経営者IT化の為のコンソーシアムを開催した。
 これはコンピューターのネットワークを使い、ビルのテナント、最終的には一人一人の顧客に対して付加価値の高いサービスを提供しようと言うものでビルオーナーにとっても、ビルの付加価値向上に役立つ上に、テナントサービスの一つとして利用できる。
 最近では、ビルの利便性を追求する為にインターネットを利用するケースが多い。特にテナントが入っているビルの周辺環境次第では、ネットワークによる昼食の発注等のサービスは、忙しいビジネスマンにとって、時間の節約等のメリットが大きい。現在、既にサービスを実施している企業もあり、今後は需要も拡大する見込みだ。
 コンソーシアムには、仕出し弁当業大手の「い和多」や大手薬品メーカーの経営のIT化を進めている「COMPAQ」、またはグループ企業の一つである「ニチメンフーズ」等も参加。その他多くの企業も同社に協力をよせており、ビルオーナーの経営、テナント企業に向けた業務効率化、利便性の追求を図る。




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