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日本興亜損保 新型の企業向商品を開発

2001.03.19 16:55

 興亜火災海上保険と日本火災海上保険の合併により4月1日に誕生する日本興亜損害保険は、新型の企業向保険「総合賠償責任保険」の発売を4月より開始する。
 現在国内で販売されている賠償責任保険の多くは施設のリスク・製品のリスクなど種類別に特約を付帯して組み立てる方式であったが、同商品は企業活動に必要な賠償責任リスクの補償を予め包括的に組み込んでいるのが特徴だ。
 また保険料算出に用いる業種区分についても従来の200業種を500業種に増加させ、より企業活動の実態に見合った保険料算出が可能なだけでなく、企業の売上高に保険料を連動させる方式を用いている。
 更に補償内容についても製品や完了した作業そのものに発生した損害や、他人にケガをさせた場合の見舞金・見舞品の購入費用や他人の物を壊した場合の臨時支出などを標準的な補償内容に盛り込んでおり、より水準の高い補償が受けられるのが特徴となっている。




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