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シスコシステムズ ソフトウェアの機能追加に対応 高いセキュリティ性持つ無線LAN発売

2001.03.19 16:57

 シスコシステムズ(東京都千代田区)は、先月よりワイヤレスLANシステム「Cisco Aironet350」シリーズの販売を開始した。
 このシステムは、コスト効果、信頼性、セキュリティ、管理性に優れており、大企業及び中小企業を対象としたワイヤレスLANソリューション。システムの導入をスムーズに行えるように、既存の有線LANとシームレスに統合するための10/100Mbsイーサネットアップリンクが装備されている。また、導入コストを最小限に抑えるために、電源を供給することのできるイーサネットポートがあれば、そこから作動電源がとれるようになっている。
 「近年、ワイヤレスLANシステムに関しては、既存のビルにおいても比較的簡単に、かつ低コストで通信環境を整備することができるシステムとして注目されているものの、セキュリティの面において、懸念するユーザーも依然として多いようです。このシステムでは、個人ユーザーレベルの認証を中央集中型で行い、煩雑なセキュリティ管理やユーザーのプライバシー問題を解決する機能を有しています。ですから、IT管理者は全てのユーザーに対してワイヤレスセキュリティの保証を迅速に行うことができます」(営業企画・推進本部ワイヤレスLAN営業部プロダクトマネージャ 坂本憲一氏)
 さらに、将来にわたって投資を保護するために、ハードウェアのアップグレード及びソフトウェアの機能の追加を考慮した設計となっている。




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