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ゼスト オフィスにおけるゴミ処理問題を解決
2001.04.16 16:25
ゼスト(本社・大阪市西区)は業界唯一の活性汚泥法を採用した「ゼストディスポーザーシステム」を発売する。
同システムは、生ゴミをディスポーザーで紛糾し、生活排水と共に専用処理槽へ送る事で放流水質検査基準内の水にして、公共下水道又は合併浄化槽へ放流するというもの。環境や衛生といったニーズが高まるオフィスビルやアパート、マンションといった建物の環境整備をサポートする。
ゴミ処理を行う「ディスポーザーシステム」だが、米国では広く一般に普及している実績がある。それと比べて日本の場合は、まだまだビルの設備の中での優先順位は低いものとなっている。
しかし、オフィスビルにとって、ゴミ処理問題は深刻なものとなっている現状がある。そのまま放置しておくと、悪臭や害虫の発生源となる為、また、一日の生活の中で何度も使用する事の多いディスポーザーは、安全性や利便性が求められるが、同社の製品はその両面においても優れた性能を有している。
利便性においては、世界初となる「切り替えスイッチ」を採用、連続式とパッチ式の選択がワンタッチで可能となった。連続式の場合は、ゴミを連続投入できる為、大量処理に向いている。短時間でゴミ処理できるメリットがある。バッチ式の場合は、ゴミを入れた後、蓋をする事で作動する。連続式と違って、静かな音で使用する事が可能となる。
安全性の面においては、粉砕室内のスイングハンマーが作動し、壁面の丸穴ですりつぶす方式を採用している。ジューサー・ミキサーの様な「カット方式」ではないので安全性も高いものとなっているだけでなく、待機中・運転中・緊急停止が3段階の明暗により、ランプで表示される為、扱いやすい設計となっている。
10年以上の使用に耐える構造であり、コストパフォーマンスも高い。