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ワールド・アメニティ 「こするんです」 コンパクトタイプの雨傘脱水器 奥行き・幅とも30cm以下 個人商店などにも対応

2001.06.18 11:30

 ワールド・アメニティ(豊島区)は環境に配慮した小型ビル向けの雨傘脱水器「こするんです」の本格発売を開始した。
 これまで大型小売店などでは雨天時には傘用ポリ袋を用意するなどして濡れた傘の持ち込みに対応していたが、使用済みとなったポリ袋処理の負担や、ポリ袋の補充などの手間が問題になっていた。
 「ポリ袋はゴミになるだけでなく、水滴が付着していることで処分時の焼却温度が下がってしまい、ダイオキシン発生の原因になるなどの問題が生じます」(同社)
 こうした中で、雨傘の水滴をスポンジなどを用いて自動的に除去する雨傘脱水器が様々なメーカーより開発されている。これによりポリ袋が不要になる他、利用者にとっても片手がふさがっている状態でも使用出来るなどの様々なメリットが生じることになる。
 特に同社の「こするんです」は高さ約85cm・幅約27cm・奥行きも約23cm・重量11kgとコンパクトサイズで小規模の店舗であっても設置が可能になっているのが最大の特徴になっている。
 同商品は。昨年12月に省エネ・省資源をテーマに開催された総合企業展示会「エコプロダクツ2000」に出品したものを改良し、今年4月末より本格生産を開始したもの。
 価格は11万8800円(税別)。2本の傘に一度に対応出来るダブルタイプもあり、そちらは19万8000円。
 今後は代理店を募集しながら全国に販路を拡大しゆく予定で、初年度1万台の販売を見込んでいる。




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