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<新製品紹介>山武ビルシステム 中規模物件に対応したビル総合制御システム

2001.06.18 11:31

 山武ビルシステム(港区)は昨年発表したネットワークビルディングオートメーションシステム「savic-netEV」のラインナップ拡充を行った。
 従来のシステムが中規模から大規模の物件をターゲットにしていたのに対し、この度販売を開始した「savic-netEVmodel10」は最大管理点数を1000点に絞ることでコンパクト化を図り、延床面積で2000~2万平米規模のビルにも適用出来る様にしたのが最大の特徴となっている。
 また、リニューアル専用モデルも新たに用意した。同モデルでは既存のリモートユニットや配線・自動制御器を活かしたままセンター装置のみを置き換え、リモートユニットはその後更新するというステップリニューアルを行い、より少ないコストでのリニューアルを可能にしている。
 また、高齢者の使用を想定し、パソコンに不慣れな人にも使いやすい様集合灯による表示装置の採用など捜査の簡易化に配慮している他、モニターについてはちらつきの少ない大型(15型)の高性能TFT液晶ディスプレイを用い、目への負担を少なくした。また、消費電力も従来品に比べ約30%の削減に成功したという。
 価格は標準モデルで500万円より。同社では年間目標販売台数を800台と見込んでいる。

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