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立山アルミニウム工業 国内初のノンレールサッシ発売 8月27日より同商品展示会開催
2001.08.13 17:20
立山アルミニウム工業(富山県高岡市)は、ノンレール完全フラットサッシ「ウォーキング」を8月1日に発売した。
同商品は従来のサッシからレールを取り除き、居住スペースとバルコニーのフラットなレイアウトを可能にした日本初のサッシである。
昨今の住宅市場や医療・福祉施設において高まりつつある「全ての人が何の障害もなく自然に生活できる」ユニバーサルデザインを目指した商品として開発されている。
アルミ引違いサッシは国内で誕生して約40年になるが、この間のサッシ下枠形状は、障子を可動させるため下枠レバーが付いており、しかも風雨を防ぐ目的で段差のある水密保持構造であるため一見してアルミサッシと判別できる独特の形状をしていた。そのためバルコニー側の床面が室内側フロアと段差が大きく、バルコニー側は物干し場など物置場としての活用に留まっていた。
同商品はサッシの下枠からレールを無くすことで従来のアルミサッシのイメージを一新、等圧ウォーターバランス方式によりノンレールでも高水密性を確保し、高層階での使用も可能になっているだけでなく下枠に凸凹がなく掃除も簡単に行える。またフルフラットであるため、バルコニーと室内空間の境界がなくなり内外一体型の新たな空間が生まれる。
販売予定数量は年間3000セット。価格は一般タイプ引違い戸で5万7750円となっている。
商品PRとして、8月27日~9月7日まで新宿パークタワー1Fギャラリー3で展示会を開催することになっている。約60㎡の居住空間を再現したモデルルームを中心に、新商品を生かしたビッグルームとバルコニーの新たな空間の体験が可能で、パネルによる展示やパソコンによる説明が行われる。