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乗用型と歩行型のビルメン機器投入 現場の状況・ニーズに合わせた選択が可能に

2001.08.13 17:23

メンテナンス技術の均一化を促進
 米国フロアメンテナンスマシンメーカーのテナントカンパニー日本支店(神奈川県川崎市)では、このほど小型乗用スクラバー「モデル5400(シリンダーヘッドタイプ)」の販売を開始。
 「モデル7100スクラバー」は、ボディサイズの小型化、操作性の向上を実現。さらに、高性能汚水回収システムを搭載。
 同製品は全長1690mm、スクイージーを含めても全幅850mmという大型歩行スクラバーと同等サイズに小型化している。そのため、洗浄しながら幅90cmのドアを通過することができる。
 ボタン1つで洗浄し、操作はタッチパネルに触れるだけのため、誰でも簡単に操作することができる。
 また、強力な36Vバッテリーシステムを採用しており、最大洗浄能力4500平米、標準稼働時間は2時間30分~3時間となっている。
 洗浄ヘッドはディスク(パッドまたはブラシ、14インチ×2個)とシリンダー(ブラシ、700mm×2本)の2種類を用意。目地や小さなゴミのある床面の洗浄にはシリンダータイプが適している。
 「モデル7100」の標準価格は、ディスクタイプで385万400円からとなっている。シリンダータイプは396万6000円からとなっている。同社では年間50台の販売を見込んでいる。
 一方、「モデル5400(シリンダーヘッドタイプ)」は昨年春、同社が発表した歩行型スクラバー「モデル5400(ディスクタイプ)」に、シリンダータイプの洗浄ヘッドを商品ラインナップに加えたというもの。
 ディスクブラシ、あるいはパッドはスムースフロアにこびりついた泥やシミに適しているのに対し、シリンダーブラシは小さなゴミや目地のある床面の洗浄に適している。
 「モデル5400」の標準価格はディスクタイプで177万3000円からとなっており、シリンダータイプで193万3800円からとなっている。




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