週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

温水洗浄便座を松下電工が新発売 泡で汚れと臭いを防ぐ機能搭載

2001.08.27 17:07

センサーが人を感知してトイレのふたを自動開閉
 松下電工(大阪府門真市)は、9月より業界初となる油で汚れと臭いを防止する温水洗浄便座「クリーンシャワレ」の販売を開始する。
 本体操作部下の「泡タンク」に市販の中性トイレ用洗剤と水道水を入れて本体にセットし、リモコンスイッチで簡単に操作できる。予め設定した泡の量だけ出て自動的に停止する。泡タンク一杯で約30回使用することができる。大量の泡で水面にふたをする状態となるため臭いが漏れることがなく、大便時の汚れも防止する。
 さらに、同社独自の「ひとセンサ・ナピオン」を搭載しており、ふたを自動開閉する。手を触れることがないため衛生的で、また、かがまずにふたを開閉できるため腰への負担もかからない。便座はリモコンのスイッチで開閉することが可能だ。
 同商品の希望小売価格は10万6000円(工事費・税別)で、同社では年間5000台の販売を見込んでいる。




週刊不動産経営編集部  YouTube