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山武 空調機器を24時間遠隔監視

2001.09.10 16:04

 山武(東京都渋谷区)は、住宅用セントラル空調システムをモバイルで監視するフィールドテストを開始した。
 今回のフィールドテストでは、空調機の冷媒温度や部屋から戻る空気の温度、外から取り入れた空気の温度計測、コントローラのアラーム信号の取り込みを行う。計測したデータはNTTドコモの携帯電話Dopaによるパケット通信装置から定期的に発信し、山武に設置したサーバーに蓄える。サーバーはデータの解析、以上の検知を行い、異常があった場合、家のオーナーや同社の担当者にメールや電話で通知するというもの。
 同社は、オーナーに安心と快適を提供することを目的とし、このサービスのてすとをかいしした。このサービスは24時間監視しているので異常の兆候を捕らえて未然に防ぐ事もできるものと考えており、また、収集したデータを分析することでより快適で省エネにつながる運転の提案をしていく。オーナーから以上の電話があった時に現場の状況を直ちに把握でき、適切な処置ができる準備をした上で現場に向かうことができるとしている。




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