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大阪府下の全競売物件をネットで開示 1物件につき100円で閲覧が可能
2001.10.01 13:55
一般住宅取得希望者に向けた共同入札システムも開始予定
大阪リートドットコム(大阪府岸和田市)では、大阪府下の裁判所で開示された不動産競売物件の全物件についてネットで開示するサービスを開始する。
「いわゆる三点セット、謄本、物件カラー写真について早ければ開示日に、遅くとも翌日までにネットで公開します。これまで仕事の都合などで裁判所に足を運べなかった人にも不動産競売がずっと利用しやすくなると思います」(同社CEO谷彰浩氏)
価格は閲覧一件につき100円、もしくは年間3万円。
また、同社が今月中の開始を目途に準備を進めているのが、WEBサイトを用いた「マイホーム取得マッチングビジネス」だ。
これは同社が個人向け住宅の購入・建築希望者を募り、同社のパートナー企業が競売市場において物件協働取得の代理落札を行うもの。これにより競売入札時の課題である金融機関からの融資が受けにくいという点や、一般住宅としては活用しにくい大規模な物件の落札について解決出来るという。
同社は、物件取得希望者の募集に始まり、代理落札・区割りの全体のコーディネートを行い融資審査斡旋・区割登記などの手数料を受け取ることになる。
「本格的な収益となるのは次年度以降ですが、本年度はこの部分だけで1000万円の売上を目指します」(前出谷氏)
この「マイホーム取得マッチングビジネスサービス」は競売物件開示サイトと同じアドレス(http://www.osakareit.com/)で利用することが出来る。