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三浦工業 ボイラーのリースレンタルシステムを開始
2001.10.08 16:59
三浦工業(松山市)はボイラーの販売について、メンテナンス保証・維持管理費を込みにした完全お任せタイプのリースレンタル事業を10月1日より開始した。今年度で100年の販売を目標にしている。
今回のレンタル事業は、同社が製造販売している小型ボイラーの蒸気設備の「完全保証のメンテナンス保守管理」と維持管理に必要な水処理薬品・軟水再生塩の「維持管理費」をセットにしたもので、蒸気単価を設定し、スチーム量単価でリース・レンタルするのが大きな特徴になっている。
対象範囲はボイラー設備一式・メンテナンス完全保証・点検サービス・維持管理費。一方、動力源・工事は標準的な運用が困難になる為、燃料・電気・水及び設置・撤去工事と運賃は原則としてユーザー側の別途負担となっている。
リースレンタルは買い取りに比べて資産の圧縮が可能であることから、ユーザー側にとっては株主資本利益率などの財務内容を改善できる。この為、景気の長期低迷の奏で様々な合理化を進める企業のニーズに合致していると同社では判断している。
今後は主力のボイラー製品以外についてもリースレンタルを順次開発し、発売してゆく計画だという。