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富士通ゼネラルの映像監視システム 「ビジョンセンサー」を発売
2001.10.22 15:48
富士通ゼネラルは映像取得と侵入者検出機能を持つ監視用センサー内蔵カメラ・ビジョンセンサー「GMC-1300形」を新発売する。
監視カメラとセンサーを組み合わせた映像監視システムの構築は進んでいるが、各々個別に設置しなければならなかった為、工事が煩雑だった。
また警備業界においては安価で設置が簡単な赤外線パッシブセンサーが侵入者検出用として広く使われているが、小動物や温度変化に対する誤報が多いことが問題となっていた。
富士通ゼネラルが業界に先駆けて11月より発売するビジョンセンサー「GMC-1300形」が1台で映像取得と侵入者検出の2つの機能を有することにより、機器の設置や煩雑な配線工事などを簡略化、従来のシステムと比較して初期投資を約5割軽減することが可能となる。
センサー一体カメラの特徴はセンサーの検出領域とカメラ視野が完全に一致する点、異常時における早急な現場の確認が可能で、警備員の無駄な派遣もなくなるためシステムの運用コストも削減することが可能となる。