週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

エレベータ改修の新商品販売を開始

2001.11.19 10:23

 三菱電機ビルテクノサービス(千代田区)は、三菱電機と共同開発したエレベーター改修事業の新商品”ELEMOTION”の販売を10日より開始した。
 これは、高機能、低価格、短工期をコンセプトした戦略商品で、ユーザーの好みに応じた予算、工期に応じて5つのグレードの中からメニューを選べるのが大きな特徴。特に地震時管制運転装置、ハートフル機能などは自治体でも導入の機運が高まっており、多くのニーズが見込まれる。
 モデル価格は、乗用9人乗り、速度毎分60メートル、6箇所停止の場合で500万円から。同社としては年間販売台数2500台を見込んでいる。
 尚、同社が管理するエレベーターの内、設置25年以上のエレベーターは今後5年間で4万台にもなるという。これは同社総管理台数の約20%にもなり、今後エレベーターの改修がビル運営における大きなテーマになるとみられている。




週刊不動産経営編集部  YouTube