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松下電工 情報機器収納用キャビネット発売 震度7にも耐えられる

2002.05.13 11:46

 松下電工(大阪府門真市)は耐震強度を確保したまま、36%の軽量化を実現した情報機器収納用キャビネットラック「スチールラックL」を先月10月より販売している。
 同社のラックは兵庫県南部地震クラスの震度7にも耐えられる耐震性能を有しているが、今回のスチールラックLは、その耐震性能を保つ一方で非荷重部の薄板化、簡略化を追求し、約36%の軽量化に成功している。
 また、設計・生産体制を徹底的に見直すことにより、同社のスチール製従来品と比べても約10%のプライス、ダウンを実現している。
 更に、サイズバリエーションも標準で3タイプ用意した他、放送局などのニーズにも応じられるワイドタイプも取り揃えている。加えて、用途に応じた様々なオプションも用意されている。
 標準価格は8万1000円から27万円。同社では今年度で月に500台の販売を見込んでいる。
 特にネットワーク機器やサーバー装置を効率的に収納する為19インチ(EIA規格準拠)仕様のキャビネットニーズの高まりに期待を寄せているという。




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