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トピックス 美和ロック 美和SD会総会 東日本地区代理店の211店が参加し研修
2002.05.27 10:05
鍵メーカー最大手の美和ロック(東京都港区)は、4月17日、ホテルエドモントにて「美和ロックSD会総会」を開催した。
美和ロックでは、鍵に関する技術レベルや人格などについて審査を行った上で同社のサービス代行店SDを認定している。この32年間で全国に883店のSDが誕生し、同社製品の販売だけでなく、セキュリティに関する総合サービスを展開している。
今回は、同社SDのうち、関東・甲信越地区の212店が参加した。
まず初めに、美和ロックの和氣正雄社長が「一昨年8月をピークに、ピッキング犯罪の件数は下がり続けていたが、最近ではピーク時の半分あたりまで増えつつある。防犯対策として①1ドア2ロックの提案②CP、CP-C錠の普及拡大を進めていくべきである。特に、社会的不安を煽るような方法ではなく、確実内実情を伝える為に、パンフレットやポスターだけでなく、マンツーマンで話を伝えていくことが大切である。また、日本ロック工業会においても、今年秋には『工業会規格』について発表出来る予定である。」と挨拶。その後、新規認定店15店の紹介や加入20年目の表彰式などが行われた。
引き続き研修会に移り、各地区SD代表の現状報告や防犯アドバイザー稲田敦夫氏の講演などが実施された。