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向島産商 ビル管法対応のセミナー開催 現状分析しサービス向上

2002.06.24 11:55

 ビル衛生管理法が今年4月1日に改正させた。これにより各方面へ様々な影響が生じる事が予想される。ワックスメーカー向島産商では、この改正に戦略的に対応すべくセミナーを開催する。
 清掃用ワックスメーカー向島産商では、来る7月17日に「ビルメンテナンスの現状分析と戦略的対応」をテーマに、不況時におけるカーペットメンテナンスの受注価格のダンピング防止と、クレーム対応の事例などに関するセミナーを開催する。
 現在ビルメンテナンスを取り巻く状況は厳しいが、これを乗り切る、一つの手段として、技術や情報をいかに自社のサービスに取組みクオリティを向上させていくか。また、今回の法改正により生じたビジネスチャンスをいかに先取りし、顧客満足度を高めていくかが一層求められていく。
 そこで、このセミナーでは、5つのテーマでこうした現状を分析し対応策を考察する。概要は以下の通り。
 ①ビル衛生管理法の改正(4月1日)とカーペットメンテナンス
 ②ビルオーナー、管理会社の価格切り下げの理論と分析
 ③カーペットメンテナンス受注価格切り下げ防止と反論(難易度の読み込み)
 ⑤カーペットクレーム技術資料
 カーペット清掃の際の洗剤残留問題、6月よりスタートしたビルメンインスペクター制度、ビルオーナーからの価格切り下げ対応資料の作成方法、メンテナンス業界価格破壊の実情などを説明する。
 開催時刻は、13時から16時40分で、場所は東京都荒川区西日暮里のビルメンテナンス会館。定員は100名で会費は1人あたり7000円。講師に、品質管理の実務研究家であり、全国ハウスクリーニング協会の講師も務める木村光成氏を招く。なお当日は、セミナー資料をCD(Windows98以上、ワード、パワーポイント)にて配布するのでノートパソコンを持参することが望ましい。
 申し込み方法としては資料請求の後、書類に必要事項を記入してFAXのこと。なお問い合わせはTEL03-3611-3790、FAX03-3611-3789まで。




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