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ベストクリン　オン企画が新厨房用洗剤発売　環境面にも配慮し多目的に使用可能

2002.08.12 10:41

　洗剤、ワックスの開発・販売を手掛けるオン企画（東京都墨田区）が、厨房用の洗剤「ベストクリン」の販売に乗り出した。
　同社では、現在までに１１種類３０パッケージの洗剤・ワックスを販売している。自動販売機用ワックス「スーパーベンディングコート」、油性・水性インク落とし「らくがきオチール」、車用ワックス「ピッカリくん」などが、それに当たるが、今回の「ベストクリン」を今年の目玉商品としていきたいと語る。
　ベストクリンは、ジデシメルチルアンモニウム、クロライド非イオン界面活性剤、エチルアルコールなどを主成分とする抗菌洗浄剤で食品加工工場や厨房の清掃に適している。
　特徴としては、環境汚染物質を最小限しか利用していないため安全性が高く、その上で、黄色ブドウ球菌、枯草菌、大腸菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌、チフス菌、セレウス菌、緑膿菌、酵母、黒カビ、青カビ、クモノスカビなどに作用する。また、中性タイプの洗剤で手にも優しく、塩素系、ヨード系のような金属腐食もおこさない。さらに、対硬水性、生分解性に優れていて、活性汚泥に対して実用濃度では影響がない。
　用途としては、食品用加工機器などの他、調理台、冷凍・冷蔵庫、さらには調理器具や食器などの洗浄が可能である。
　ラインアップは、４ℓ、２０ℓの２種類で、値段はそれぞれ５８００円と２万６０００円である。
　現在、大手ファミリーレストラン数社と販売交渉を進めているが、近いうちに一般にも販売していきたいとしている。