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パーク24が交通遺児育成に協力 利用車1台につき5円を基金に寄付

2002.08.12 10:41

 時間貸し駐車場「タイムス」を運営する駐車場運営最大手のパーク24(東京都品川区)は24時間無人貸し駐車場「タイムズ」を増やすことにより、路上駐車が引き起こす渋滞、環境汚染、人身事故等の様々な社会問題の改善を目指している。しかし、駐車場の数はまだまだ足りていないのが原状で、路上駐車が原因で、年間2705件の人身事故と124件の死亡事故が現実に起きている。そして、交通事故により、父親や母親を亡くした交通遺児が増えている。
 そこでパーク24では車社会に携わるものとして、交通事故等の社会問題に対して何か出来ることはないかと考え、8月9日パーク(駐車場)の日に、時間貸し駐車場『タイムズ』を利用することにより、支払い金から一人につき5円を財団法人交通遺児育成基金に寄付するという。
 尚、協力した人の数については、同社のホームページhttp:/www.park24.co.jpで報告する。今後も、パーク24では「人とクルマと街と」をスローガンに、駐車場事業を通じた社会貢献に努めていくという。




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