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日立ビルシステム 自動ドアの製造・販売を開始 一貫体制により品質管理を強化
2002.10.14 17:12
日立ビルシステム(東京都千代田区)では、ビルソリューションビジネスの拡大を目的に10月1日から自動ドアの製造販売・販売を開始した。
既に日立グループでは、モーターや制御ユニットの開発力・製造技術力を活かして自動ドア用の部品を製造し、国内ドアメーカーに販売してきたが、自動ドアそのものを日立ブランドで開発するのは今回が初めて。
同社によれば、業界の多種多様にわたるニーズに即対応できる製品供給体制を確保すること、また、製造から販売・施行、アフターサービスまでの一貫体制による品質管理の強化を図ることが狙いで、ビル総合管理で培った技術力と24時間365日サービス、全国350拠点からの迅速な故障対応体制を活かしたサービスを展開する。
製品には、高性能で、静寂性に優れた、直流ブラシレスモーターを搭載することでスムーズな動作を実現し、マイクロコンピューター制御により、スムーズでスピーディな連続開閉を行う。
製品ラインアップとしては、一般的なアルミ製からステンレス・木製のオーダーサッシにも対応。限られたスペースを最大限に活用するダブルスライド方式、円形自動ドア、室内用のライドクローザーまで取り揃えている。