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東急コミュニティー インフォメーションシステム創作が金賞
2002.11.25 14:14
11月15日、目黒区中目黒の東急コミュニティー技術センターにて東急コミュニティーの技術研究発表全国大会が行われた。
同大会は平成3年より年1回開催しており、今回で12回目となる。同社においては、毎年夏前に行われる技術競技会の「技能オリンピック」と並び、技術員のスキルアップにつながる重要な研鑽の場として位置づけられている。
この技術研修発表大会においては、これまでの発表された技術の共有化、活用を通じて、同社技術員のスキルアップにつながっただけでなく、過去本大会で発表された研究成果から3件の特許取得を果たしているなど、年々密度の濃い大会になってきている。
本年度は、全国の営業所からの応募数は30件と、例年の60件の半分に留まってしまったが、テーマに斬新性があり、充実した内容となった。
審査の結果、本大会の金賞は「はい!管理員です」インフォメーションシステムの創作、銀賞には「防火シャッター自動巻き上げ機」。銅賞には「フィルター洗浄機」。貢献賞には「植栽散水設備の減量認定(下水道減免)について」。アイデア賞は「ゴミステーションネットカーテンの設置」。努力賞には「警報集中システムの実用化について」が選ばれた。
今回入賞となった発表作品の傾向としては、本大会のテーマである「エネルギー・品質・サービスそして、開発・提案」がうまく活用され、さらに安全性、使いやすさを追求し利用者重視の姿勢に基くものが多くみられた。
同社では今後も各営業所で更に研究に開発を重ね一つでも多くの特許取得を果たすことを目標にして日々開発に力を入れていくという。