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イベント報告 名古屋ビル協新年懇親会 税制改正要望は粘り強く
2003.02.10 10:28
名古屋ビルヂング協会の平成15年度新年懇親会が1月30日(木)、名古屋市内のホテルキャッスルプラザで開催された。
同協会会長の岡谷篤一氏(岡谷鋼機取締役社長)は冒頭の挨拶の中で「平成15年度の経済成長率について、政府は名目でマイナス0・2%、実質でプラス0・6%と予測している。ビル業界も、今年は昨年以上に厳しい経営を強いられる覚悟が必要になる。生駒データサービスシステムの発表によれば名古屋地区における昨年12月末の空室率は8・2%と、相変わらず高い水準が続いている。」と、厳しい不動産市況の見通しを語った。
また「昨年は固定資産税の改正は見送られたが、その他の不動産関連税制については、大幅な改正も実現した。不動産投資を活性化することにより資産デフレを克服し、景気回復につなげるには、粘り強い改正要望を行っていくことが必要である」と、会員同士の団結の重要性について述べ「2005年には連合会総会を名古屋に迎えたい」と抱負を語った。
当日は約70名の会員が参加し、情報交換や新たな人脈づくりなどにいそしんでいた。