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平成15年FMマネジャー試験概要 7月に全国5都市にて実施
2003.02.17 17:10
資産を効率的に運営する手法としてオフィスビルのオーナーやテナントを中心にファシリティマネジメントへの関心が高まっている。社団法人3団体(日本ファシリティマネジメント推進協会、ニューオフィス推進協議会、建築・設備維持保全推進協会)が協力して資格試験を実施する。
ファシリティマネジメント資格制度協議会は7月13日に、平成15年度ファシリティマネジメント資格試験を実施する。
ファシリティマネジメントとは組織が所有する施設や環境を経営資源として捉え、経済的コストで生産性の高い施設を有効に供給する経営管理手法のことで、最近急速にその考え方が広まって来ている。
資格試験に合格し、登録を受けると「認定ファシリティマネジャー」の称号を得ることができ、能力を発揮できる様に企業経営者や一般の人に紹介する仕組みとなっている。
同試験は資格制限がなく誰でも受験することが可能となっているが、以下の登録資格を満たさなければ試験に合格しても登録することができないので注意が必要だ。①4年制大学またはこれに準ずるものを卒業したものは実務経験が3年②3年制短期大学卒業者は実務経験4年③2年制短期大学、専門学校又はこれに順ずるものを卒業した者は実務経験5年④高等学校またはこれに準ずるものを卒業したものは実務経験7年⑤その他は10年。
受験申し込み期間は4月1日から5月9日までで、合格発表は9月5日となっている。
受験料は2万1000円。会場は、慶應義塾大学三田キャンパス(東京会場)大阪工業大学(大阪会場)札幌商工会議所・北海道経済センター(札幌会場)トライデントコンピューター専門学校・アドバンス棟(名古屋会場)九州大学・文型学部・法学部・大講義室(福岡会場)の全国5都市を予定している。問合せは日本ファシリティマネジメント推進協会03-3523-2031まで。