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文化シャッター「ＨＳＲ」　毎秒２ｍの高速シャッター発売　独ハーマン社と提携 年4億の販売めざす

2003.03.10 14:46

　３月６日（木）ホテルニューオータニ芙蓉の間にて、文化シャッターとドイツ・ハーマン社との技術提携・新製品発表記者会見が行われた。
　文化シャッターがハーマン社の高速アルミシャッター「ＨＳＲ」を日本で発売することから、ハーマン社社長・マーチン・ハーマン氏、ＨＳＲの製造を手掛ける同社１００％子会社であるゾイスター社のピーター・スペルスパーグ社長との合同という形で行われた。
　新商品「ＨＳＲ」は毎秒２ｍ（最大）という従来のスチールシャッターの約４０倍という巻き取りのスピードを誇るのが特徴。また、停電時の手動開閉、障害物を光電センサーで感知し反転上昇する安全性、スラットに緩衝ゴムを取り付けることによる静粛性の実現といった、従来製品を大幅に凌ぐ機能を有している。
　販売目標は初年度で１５０台、４億円。価格は４ｍ×４ｍで２９万５２００円。会見後のレセプションでは打ちとけた雰囲気の中、日独の関係者の交流が行われた。