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ジョンソンディバーシー SARS二次汚染防止衛生管理強化支援開始 感染経路の早期遮断などを提案

2003.05.12 13:39

 ホテル・レストラン等施設向けの洗浄剤の販売・衛生関連の専門サービスを提供するジョンソンディバーシー(横浜市)は、現在中国・台湾等の東アジア各地で感染拡大が続いているSARSの二次汚染防止の為の衛生管理強化支援事業を開始した。
 具体的には食品産業や宿泊施設、空港などSARS対策が急務の企業・施設に対し、従業員を媒介とした感染防止のため徹底した手洗いを指導する他、感染者の飛沫等想定される感染経路の早期遮断・飛沫の拭き取り除去の有効活用による二次感染防止対策を実施する。
 対象とするのは、病院・ホテル・空港・オフィスビル・学校など。SARSの感染予防法としては「手洗い・うがい・マスク着用」が有効とされているが、一般を対象とした対策以外のサービス業として取り組むべき適格な衛生対策や情報は不足しているのが現状であり、早急な対策確立が求められている。




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