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ダイキン工業 空冷ヒートポンプチラーフルモデルチェンジ実施
2003.05.12 13:38
ダイキン工業(大阪市)は、熱回収式空冷ヒートポンプチラー・冷温水同時取出形「チェスバック」をフルモデルチェンジした。標準機12機種及び特別シリーズ48機種を7月より販売してゆく。
このチェスバックは、昭和52年に初号機が開発されて以来、冷媒回路内に三方弁を用いて冷温水同時取出しを可能にしており、年間を通して冷暖房負荷に応じた冷水・温水を1台で同時に自動供給することが出来る。また通常は大気に放熱しているエネルギーを最大限に回収・利用することでランニングコストが大幅に低減出来る。
今回のモデルチェンジでは、軽量・小型ステンレス製「プレート式熱交換器」の最適配置や新開発の「電動三方弁」などにより、据付面積で現行機比39%減、サービスベースについては42%減という機器本体のコンパクト化に成功している。
また冷却能力についても19%アップしている。