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フジテック エレベーター改修工事 パッケージ商品化を実施
2003.07.07 16:19
昇降機メーカーのフジテック(大阪府茨木市)では、エレベーターの改修工事「モダニゼーション」を、施主の予算や都合にあわせ分解して改修する、「モダニゼーション・パッケージ」を商品化し、6月20日より販売を開始した。
従来のモダニゼーションでは、機器や部品の大半を交換していた為、コストがかかる他、改修工事が長期に渡る為にエレベーターの停止期間が長くなり、利用者にも不便な思いをさせることが少なくなかった。
今回新発売となった「モダニゼーション・パッケージ」は、基本となる快適パッケージを中心に、クオリティアップを図る「制御性向上」「ドア性能向上」と、イメージアップを図る「乗場デザイン」と「かごデザイン」の4つのパッケージがあり、ユーザーは自らの好みに応じて自由に組み合わせることが出来る。
これにより、エレベーターの完全停止期間を最短で1日にすることが可能になる。価格はワンパッケージ250万円から、フルパッケージで500万円。