週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
情報通信ネットワーク 登記変動監視サービスを開始 謄本取得の手間を削減 地番入力で変更を確認
2003.07.28 16:31
情報通信ネットワーク(大田区)では、不動産登記情報の変動を監視し、即座に通知する新サービス「登記見張り番」をスタートさせた。
ビル所有者が経営的に厳しい状況にあることが多い中、ビルを担保に融資を行っている金融機関にとって、担保物件の状況に変動が無いかを定期的にチェックすることは不可欠になっている。しかし、その為には対象となる不動産の謄本を取得し、内容に変動がないかどうかを付け合せ確認する必要があった。その為、調査物件数が多数、他地域に及ぶ場合には多くの手間とコストを要していた。
今回スタートした「登記見張り番」は、同社が登記見張り番サーバーを設置し、法務局備え付けの登記受付帳を元にサーバー内にデータを入力するもの。ユーザーは調査したい不動産の地番もしくは家屋番号、会社名及び会社法人番号を入力すれば、変動の有無を確認出来る。価格は月額利用金が一筆あたり月200円、登記情報変更通知が一筆につき1000円。