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岡村製作所 有害物質を吸収する間仕切り シックハウスも防止改正建築基準法に対応
2003.07.28 16:27
岡村製作所(横浜市西区)が7月3日、4日行われたオカムラ建築内装展に室内の有害物質を吸収するパーティション3タイプを参考出展した。
1タイプ目は、ホルムアルデヒドを吸収する性能を持つ石膏ボードをパネル形状に加工し、パーティションの表面材として取り付けた「セーフウォールクリーンBパネル」2タイプ目は化学物質を吸着する効果を持つ竹炭を原料とにしたシートをクロスを裏打材に使用した「セーフウォールクリーンクロスパネル」3タイプ目はクロスパネル同様の竹炭を水性塗料に混ぜスチールパネルの表面に塗装した「セーフウォールクリーンコートパネル」である。
近年シックハウス症候群、シックビル症候群とよばれる頭痛、めまい、吐き気などの症状を報告する人が増え始め、今年7月より建築基準法が改正され、各症状群を起こす怖れのある建材の使用が制限された。
今回展示したものは、有害化学物質の発生を抑えるのに加え、他の有害化学物質を吸収するタイプとなっている。