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清水建設 キャッシュフローの極大化図る 新たなビジネスをスタート PM業務強化の柱に位置付け
2003.08.04 17:11
清水建設(港区)は、不動産のキャッシュフローを向上する為の評価・コンサルティング業務である「キャッシュフロー・エンジニアリング業務」を新たに構築した。現在推進中の「不動産デュー・ディリジェンス業務」と合わせプロパティマネジメント業務強化の柱とする考えだ。
この「キャッシュフロー・エンジニアリング業務」は①資産価値評価業務②ビルのバリューアップ・コンサルティング業務③エネルギーマネジメント業務及び管理費査定業務④地震リスク評価に基づく不動産価値向上業務の4要素からなる。ゼネコンの持つ建物の設計・施工・コスト管理・ビル管理ノウハウといった強みを総合的に組み合わせて既存建物の資産価値を向上させ、不動産から得られるキャッシュフローの極大化シナリオを作り込むのが狙いだ。
同社は昨年4月にプロパティマネジメント事業部を設置し、デュー・ディリジェンス業務や地震リスク評価業務について数多く手がけて来た。