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エシェロン・ジャパン 1万6500ノードの世界最大規模六本木ヒルズ空調設備にLONWORKSを導入
2003.09.15 15:54
LONWORKSネットワークを開発したエシェロン・コーポレーション(米国カリフォルニア州)の日本法人エシェロン・ジャパン(渋谷区)は、六本木ヒルズの中核ビルの「六本木ヒルズ森タワー」及び「六本木ヒルズレジデンス」における空調設備制御ネットワークインフラとして「LONWORKSネットワークテクノロジー」が採用されたと発表した。制御ポイントは約17万点、ノード数は約1万6500ノードと、世界最大規模。
今回の六本木ヒルズプロジェクトでは「オープンかつフラット」なLONWORKSネットワークの特長を活かす為、インバータやバルブ・センサーなど個々の制御デバイスの全てをLONWORKSネットワークに対応させることで自律分散制御機能を持たせ、配線の簡素化や制御盤の撤廃を可能にしている。
また、LONWORKS対応デバイスから収集した大量の制御データを解析し、自律的に省エネルギー対策を行うBEMSの開発についても着手している。