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松下電工 従来比約3倍の明るさを実現 高出力のLED器具を販売 トランス不要で施工性向上

2003.10.20 17:15

 松下電工(大阪府門真市)は、汎用性の高いAC100V入力仕様の「屋外用LED丸形ペース器具『高出力タイプ』」を7月20日より販売している。
 照明用途でもニーズ増加が見込まれるLEDであるが、照度を明るくするには電流を大量に流す必要がある。その結果LED素子自身が温度上昇してしまう為に材料の耐熱性などの面で困難が生じていた。同製品では発光部である青色LEDを直接アルミニウム基板に実装し、放熱性を高めることで多くの電流を流すことが可能になった。これに加えて反射板を採用したことで従来比約2・7倍もの明るさを実現している。また、寿命についても従来品と同様の光束半減時間約4万時間を確保している。
 今回は、別置の電源トランスが不要なAC100V入力仕様の為施工性が大きく向上している。同社では壁面・床面を演出するあかり、階段・通路のフットライト、軒下照明など幅広い用途に採用を見込んでいる。




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