週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
東邦レオ 水質浄化装置「LLW」を発売 冷却搭の維持管理費用を削減
2003.10.20 16:58
緑化・建築資材の開発・販売などを手がける東邦レオでは天然鉱物触媒「緑色片岩(りょくしょくへんがん)」の浄化作用により、化学薬品を一切使用せずに、冷却塔(クーリングタワー)の水質を安定させる水質浄化装置「LLW(ロングライフ・ウォーター)」の販売を開始する。
この新製品は、冷却塔内の配管や充填材に発生付着し、機能低下の原因となるスケール・スライム・藻類の発生や、配管腐食を長期にわたり防止し、大腸菌やレジオネラ属菌など有害細菌類の発生を抑制する機能を持つ。これによって、水が滞りなく循環することから施設における冷却塔の年間使用水量の50%を削減することが可能だという。また、循環水の冷却を促進させ、かつ熱交換器管内浄化により熱交換効率を向上させ、電気料金や熱交換器メンテナンスコストを削減する。
販売価格は50冷凍トンあたり23万円。販売目標としては3年後に5億円の売上げを目指す。