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システムズ 住宅営業分野が対象独自の体制構築を支援 営業代行サービスを開始

2003.10.27 17:31

 建設産業を中心に経営コンサルタント事業を手がけるシステムズ(中央区)は、住宅営業を対象とした「営業代行サービス」分野に進出をすると発表した。
 従来、公共土木を事業の柱として来た建設会社が新規事業として住宅産業へと進出するケースが増えて来ている。しかし、これまで公共工事を中心として来た企業は民間への営業に関してノウハウや人材を殆ど有しておらず、思う様な実績をあげることが出来ないでいるケースも少なくない。
 システムズでは、それらの会社が独自での営業体制構築が可能になるまでの初期段階(約1年間)において、一切の営業実務をパッケージの形にして代行する計画だ。登録制により営業スタッフを確保し、マネジメント力強化・営業スキル強化を図る一方、依頼主の企業に対してはコンサルティング契約を締結し、新規事業の開拓、営業システムの構築、営業支援ツールの活用・定着などを行ってゆく。
 同社のシステム自体は、他産業についても応用することが可能であるが、当面は指導ノウハウが充実している住宅産業を中心に展開する。




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