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パーク24 有楽町駅前再開発事業に参入を発表 組合員として271台分の駐車場を建設

2003.10.27 17:32

 時間貸駐車場「タイムズ」を展開するパーク24は、有楽町駅前第1地区市街地再開発事業に参入すると発表した。駐車場専門会社が市街地再開発事業の参加組合員として駐車場部分を区分所有して参入するのは今回が国内で初めてのケースとなる。
 この再開発事業はJR有楽町駅の目の前、東京交通会館と有楽町マリオンに挟まれた約6808平米の敷地について商業を中心とした施設を建設するもので、百貨店の丸井がキーテナントになる。来年4月に着工し、平成19年2月の竣工を目指す。
 これまでの市街地再開発事業においては、駐車場部分については権利者が投資負担をすることが一般的であった。しかし、今回のケースではパーク24が参加組合員として駐車場を区分所有するため計画当初から駐車場部分(271台を予定)を切り離して事業推進をすることが可能になる。
 同社としては、今回をモデルケースとして、再開発事業についても積極的に参入をしてゆく考えだ。




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