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綜合ユニコム 不動産プライベートファンドを学ぶ 機関投資家向けセミナー実施
2003.11.03 17:20
綜合ユニコム(中央区)が12月9日銀座ラフィナートにて機関投資家向けセミナー「不動産プライベートファンドの組成・運用実務研究」を開催する。
現在「不動産プライベートファンド」組成の動きは活発化し今後もこの流れは続くと見られている。
企業の資産リストラや経営破綻により不動産や不動産担保付き債権の売却が増加していることに加え、借入金利と不動産利回りの格差が大きくなり借入れによるレバレッジの効いたエクイティ投資を行うことで高利回りが期待できるようになったこと。そして収益還元法による不動産評価やノンリコースローン、証券化スキーム、J-REIT市場の創設など、不動産投資に関するインフラが整備されたことの2点がこのファンド組成活発化の主要因である。
当日の日程は10時30分〜12時が住信基礎研究所研究部主任研究員の馬場高志氏を講師に迎え「不動産プライベートファンドの実態と動向」。
13時〜15時がパシフィックマネジメント取締役投資企画本部担当の織井渉氏による「プライベートファンド組成・運用の実務と留意点15時」。20分〜16時50分がセキュアード・キャピタル・ジャパン代表取締役社長の高梨勝也氏による「投資家から信頼される不動産投資マネジメント」。
3講演ともに不動産ファンドを組成・運用させるための留意点などを中心に不動産プライベートファンド拡大の背景から今後の発展についても話され充実した内容となっている。参加費は3万9900円(テキスト、昼食、コーヒー代含む)同一申込書にて2名以上参加の場合1名につき3万7800円。問い合わせは綜合ユニコム03-3563-0025まで。