週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

UFJ信託銀行 不動産関連事業を拡大物件購入から仲介・管理・売却まで 企業移転に関するコンサルを開始明豊ファシリティワークスと提携

2003.11.10 17:00

 UFJ信託銀行は今年5月頃から不動産部門の充実を図り、事業部を拡大しているが、その一環として「物件の紹介から現オフィスの原状回復・新オフィスへの引越し」まで、全般的に対応可能な「オフィス移転コンサルティングサービス」を開始した。
 このサービスはオフィス移転やビル改修に関して実績のある明豊ファシリティワークスとの提携により実現したもの。明豊ファシリティワークスは、企業のファシリティマネジメントのサポート業務から、情報化オフィスのコンサルティング・企画・設計・施行を行う企業。社内に分野のテクニカル・プロフェッショナルを揃え、調査・コンサルティングから設計・施工まで一貫したサービスを提供する。
 UFJ信託銀行は、このサービスをスタートさせることで仲介業務だけでなく、賃料水準の下落などにより経費削減を目的にオフィス移転を検討している企業のオフィス移転ニーズまでを汲み上げる。これにより、不動産の取得から建築・管理、仲介に加えて改修、引越しにいたるまで、不動産周辺業務をトータルに受注することが可能になる。
 特に売上目標は設定していないが、今後は積極的にサービスを提案していく。




週刊不動産経営編集部  YouTube