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東邦レオ 屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール開催 国土交通大臣賞は「オルトヨコハマ」 軽量人工土壌ビバソイルを活用水資源節約し維持管理転減
2003.11.17 16:46
東邦レオ(大阪府)が開発した軽量人工土壌「ビバソイル」が使用された「オルトヨコハマ」が『第2回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール』にて国土交通大臣賞を受賞した。
同コンクールは10月28日、(財)都市緑化技術開発機構主催、国土交通省・環境省・東京都・日本経済新聞社後援で開催され、緑化の目的とその成果が問われるコンクールで今回が第2回目となる。
屋上緑化大賞として国土交通大臣賞・環境大臣賞が各1作品。日本経済新聞社賞が1作品。特別賞となった。
「オルトヨコハマ」は、神奈川県横浜市の新子安駅西地区にある業務、商業、住宅の公共施設が複合した駅前庭園都市である。
ここで用いられた東邦レオの技術はタイマー制御式の自動潅水システムと降雨センサーシステムを組み合わせ、水資源を節約し、維持管理面での負担軽減を図る技術。そして風対策のため、一定期間が経過し樹木の根が十分成長した段階で、固定バンドが生分解し、樹木への負担を軽減するしくみを取り入れた地下支柱を合わせる技術である。