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三菱倉庫 JR横浜駅東口に大規模複合施設を建設 第一期は平成16年に着工予定
2003.12.15 16:42
三菱倉庫(東京都中央区)は、この程、横浜市神奈川区の所有地「ヨコハマポートサイドA-3街区」の開発計画に着手すると発表した。
本計画地は、JR横浜駅東口に至近で、横浜市の都市計画「ヨコハマポートサイド地区計画」の対象エリアの入口部分に当たる。また、新田間川に面した親水性に富む立地環境にある。
横浜駅前に残る数少ない大規模開発地において、利便性に優れ、かつウォーターフロントを有する立地特性を活かし、商業・業務および住宅からなる複合施設となる予定だ。施設全体のメインコンセプトは「ウォーターフロントを楽しむ生活舞台」としている。
商業棟と住宅棟を第1期、業務棟を第2期として、順次開発の予定。敷地面積は約1万9300㎡。商業棟は約4万9000㎡でオープンモールを建設する。
物販、飲食、サービスの約60店舗で構成される商業施設となる。また、下層部および地下には駐車場施設を設置する。平成16年度着工、平成18年度のオープンを目指す。
住宅棟は5万3000㎡で計画地の海側に超高層マンション約400戸を建設する。
タワー型の建物とすることにより横浜港、MM21方面の眺望を確保するとともに建物周辺部を緑化する計画だ。平成16年度着工、平成19年度の竣工を目指す。
業務棟は7万2000㎡、計画地の横浜駅側に配し、住宅棟と合わせて、横浜駅東口ゲートゾーンのシンボルとなるタワー型建物を建設する。この棟は第2期計画として平成19年度着工を予定している。
平成16年1月末には横浜駅に東西自由通路が増設される予定。また、同年2月1日「みなとみらい線」も開業する予定で、同地区の利便性は更に向上することが期待されている。
総事業費は第1期が約280億円、第2期は現在のところ未定となっている。同社にとっては平成4年に開業した神戸・ハーバーランドに次ぐ大規模プロジェクトとなる。