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エスコ キュービクルの点検で独自に協会を設立 初期コストゼロ最大40%まで削減

2003.12.15 16:43

 キュービクル24時間遠隔監視システムのエスコ(東京都千代田区)ではこの程、日本電気設備保安協会を設立した。
 これまで、キュービクルの点検は一部の団体のみが独占的に許可されていたが、平成7年の電気事業法の規制緩和により、競争による料金、サービスの改善が可能となり、一定の要件を満たしている民間組織であれば点検業務が許可された。そこで同社では同協会を発足、業務提携することでより高レベルの法定保安点検を提供していく。
 ビルや施設の管理コストの削減が望まれる中で、キュービクル(高圧受変電設備)の保安点検の仕組みを変えることで、20〜40%の大幅なコストダウンを実現する。
 同社のシステムは、ドコモとの提携によって24時間365日、NTTDoPa網を利用した遠隔監視を行うというもの。遠隔監視により通常月一度行わねばならない保安点検を2ヵ月に1回に短縮することができる。

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